高校時代のいい話
我が故郷 佐世保駅には駅地下街があり、そこに「立石うどん」という地元では有名なうどん屋さんがありました。
部活の帰りに、先輩方に誘われてそのうどん屋さんに入りました。
メニューをみて、「よし、たぬきうどんにしよう!」と思い、
とりあえず財布の中身をみてみると…!??
なんと所持金30円!!!「えー!?」
そんな中お店のおばちゃんがきて、「ご注文はどがんですか?」
先輩方が次々と注文して、いよいよ自分の番です。
「お金忘れたけん、おいはよかです…。」
先輩方も「ごめんおい達も自分の分しかないけん、ごめん」
「よかですよ。家近いけん家で食べますけん、自分は漫画ば読んどきます。」てな感じで、「おまちうどうさま~」先輩方のうどんが到着。
僕は先輩方がすすってる横で漫画を読んでました。
すると 「はい、おまちどうさま~」と僕の前に
1杯の素うどんが到着。
「あれ?頼んどらんとけど…」
「みんな食べよって、あんただけ可哀想かけん」
「え?よかとー?」
「サービスたい!具はなかばってん、ネギば沢山入れとったけん。」
なんと店のおばちゃんの好意で、僕にネギ山盛りのうどんを持ってきてくれました。
この時のうどんが美味しくて、あったかくて、今でも忘れられません。
「おばちゃん!ごちそうさま!」
「よかよ。」とやさしい笑顔で言ってくれました。
残念なのは、佐世保駅のリニューアルに伴って、地下街が閉鎖されました。
いつかお礼を言いたいと思うのですが、その時のおばちゃんの名前も何もわかりません。
ただ、この出来事があったせいか、人にやさしくありたいと思う様になりました。
おばちゃんありがとう!!
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Wakami Tanaka (月曜日, 09 6月 2014 23:14)
今の佐世保駅周辺は、電柱がなかとよ。
ぜ~んぶ地面の下に埋まっとるらしか_(..)_
sex telefony (金曜日, 03 11月 2017 22:43)
ustronny