3.11震災の記憶を後世に・・。
数日前に
NHKでたまたま観た番組です。
舞台は、
海から近い大槌町安渡地区。
被災した子ども達の心のケアと
今後の教育を支援する
コラボスクールの模様でした。
そこで、登場したのが、
高校生の吉田くん。
彼は、今でも仮設に住んでいます。
そんな彼が、新たなプロジェクトを
始めたのです。
それが、
3.11復興木碑(もくひ)設置プロジェクト。
昔から津波を経験してきた先人たちが、
津波の怖さを伝える目的で、
各地に石碑があるといいます。
しかし、誰ひとりその存在には
気づかない。ましてや、書いて
ある事すら知らない人ばかり。
そこで、吉田くんは、
木碑を建てる事を提案。
木碑?( ゚Д゚)。*
私は、驚きました。
え?腐るのでは?
でも、彼の理由を聞いて納得。
石碑は何年も腐らないが、誰も気づかない。
かえって、津波があった事すら風化する。
木碑は腐るから、4年に一度地域で立て直す。
だから、津波の記憶は風化しない。
なるほど(^^)
彼は、地域の大人を巻き込んで、
木碑設置プロジェクトを現実にしました。
でも、
決して簡単ではなく、
一度は、自治会に
「行政に任せた方がよい」と
断られていたそうです。
でも彼や関係者は、
「自分たちがする事に意味があるんだ!」
と企画書をつくり、再度お願いに。
そして、はじめて彼らの熱意が伝わり、
プロジェクトを開始する事ができたそうです。
私が印象に残ったのは、
木碑のアイデアが素晴らしいのと、
彼の行動力。
そして、
メンバーの高校生たちが、
「これからは、支援される側を卒業し、
自分が誰かを支援する側になりたい」
と言った言葉です。
果たして、自分が被災をして、
同じ事を思えるのか?
胸が熱くなりました。
ただ、感じたのは、
やはり、地域の横の繋がりが大切なんだと
いう事。
今ではなく、後世を想う事。
だからこそ、
大人は=人生の先輩=人生の先生である事。
そしてさらに、
若者の発想を素直に聞く事が、
これからの大きな力になるのだと
思いました。
そして、
今の私が、充分恵まれている事に
改めて気が付きました。
元気があれば何でもできる!
よし、頑張ろう!
( `ー´)ノ
木碑に刻んだメッセージは、
「大きな地震が来たら戻らず高台へ」
だそうです。
記事がないかと探したら、
HPを見つけましたので、
ぜひ、ご覧下さい。
⇒http://urx.nu/bGCz
< おまけ>
コラボスクールの2013年度の
受験生の第一志望合格率が99%
らしいです。
すごいね( ゚Д゚)。*
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