一般フロアーと同じ貼り方では、
必ずと言って良い程、無垢フロアーでは
反りや音鳴りなどの不具合が発生します。
こんにちは。(こんばんは)
よかけん田中です(^^)
今回は、無垢フロアーの貼り方のおはなしです。
フローリングには、
一般的な合板フロアーと、
無垢フロアーがあります。
(他にもあるけど)
合板フロアーってね、
ベニヤみたいなイメージ。
表面は、木目のプリントがしてある
と思って下さい。
見た目がよくて、安価なので
よく使われるフロアー材です。
突板(つきいた)というのもありますが、
話すと長くなるので、
それはまたの機会で。
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普通の合板フロアーと同じ貼り方で
無垢フロアーを貼って、〇〇〇万くらいの
手直しをした。という後輩の失敗談を
聞いた事があります。( ̄д ̄;)
そもそも、無垢フロアーの貼り方を
知らない営業さんが多いのかもしれません。
営業さんは、大工さんに聞いたりしますが、
実は、大工さんでも本来のやり方を知らない方がいる
という事を知っておいて下さい。
これほんと。
だから、あなたが知っておく事が大事。
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無垢のフロアーは生きてます。
気温や湿度で、伸びたり縮んだり反ったりします。
なのでまず、湿気を最小限に抑える事
が大事です。
▼これは、新しく床の骨組みを組んだ状態。
床下面に土間シートを敷きます。
(色がついてるのは白蟻の薬です)
▼そして、断熱材をはめ込みます。
▼そして、その上にまた防湿シートを敷きます。
「え?そんな事やるの~?」
( ゚Д゚)
って大工さんが言います。
「やるの!」って言います。
( `ー´)ノ
▼そして、上に針葉樹合板を貼ります。
これを捨て貼りといいます。
たとえ合板フロアーであっても、
この捨て貼りはやった方がよいです。
床を歩くとフカフカと沈むことがあります。
それは、フロアー自体が湿気を吸って
クタクタになっている状態です。
かろうじて骨組がしっかりしているから
もっている状態。
捨て貼りがされていれば、
もっと長く耐えてくれます。
― ― ― ― ― ―
だから、現状の床を捨て貼りとして、
上から重ねて貼るリフォームが多いのです。
敷居の段差も解消するしね!
おっと、話しがそれた・・。
次は、いよいよ貼って行きます。
▼こちらはボンドを塗ってます。
▼ちょっとこれみて下さい。
(床材の裏側です。)
この溝は一応反りを防止する為の溝ですが、
下地に接する3つの面に接着材がつく様にします。
▼そして、専用ステップルで固定します。
エアーで打つ機械で「ぱしゅっ!」
ってやります。
さっきからチラチラと見える
▼この緑のやつは・・
スペーサーといって、
材料と材料の間に隙間を確保する為のもの。
材料の伸縮が激しいので、
あらかじめ隙間を設けるのです。
ぴっちぴちに貼っちゃうと、
床がばたばたと踊っちゃいます。
(井森美幸のダンスを想像して下さい)
やばいでしょ!
▼ほら、スペーサーたちが見えますよ。
▼ほら、
あんた誰ー??
私です(^^)
大工歴7年なので、
大工作業はお得意です♡
丁寧さでは負けませんぜ!
でも、たまにやるから腰が痛い・・。
今回の床は、
カバザクラという種類のもの
カタログイメージだとこんな感じ。
でこれが、施工後
いいでしょ!
お客さまにも喜んで頂けました(^^)
無垢フロアーをやる心構えとして、
大事な事は・・
まず、無垢のメリット・デメリットを知る事。
そして、実際の材料に触れる事です。
カタログだけで選んではだめですよ。
デメリットを十分理解した上でないと、
本来の無垢の良さはわかりません。
今回のお客さまとも、実際にショールームに
足を運びました。
ショールーム?( ゚Д゚)
カットサンプルじゃなくて、
ショールーム??
そうなんですよ。
浜松には、無垢材の大型ショールームが
あるんです。
業者の方から一般の方から
利用する事が可能です。
(要予約)
以前ブログで紹介したので、
詳しくは⇒http://urx.nu/c6O4
他の無垢材を見たい方は
上記メーカーHPのフォトギャラリーリンク
⇒http://urx.nu/c6Oj
無垢材って高いからね。
手間代も高い。
リスクも高い。
でも、見合った価値を感じるから
無垢のファンはずっと無垢。
こんな気がします。
ここまで読んでくれてありがとう!
じゃまたね!
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浜松 住宅リフォーム専門店
よかけんホームの田中さん(^^)
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