穴をあけるのならば!・・なはなし。

▼見て下さい!

床が黒ずんでます!
(もともとは、手前の床の色)

私がお付き合いのある
設計スタジオのSさん宅です。

一級建築士ですよ!
。(゜o゜)。



それだけじゃなくて、
Sさんの建築に対する考え方が
ほんとに素晴らしくて、


ものすごく感銘を受けます。
一度会うと、ファンになっちゃいますよ(^^)


いつも学ばせて頂いてます♡


その素晴らしい考え方っていうのはですね・・。





あ、長くなるのでまた次回にしときます(´ー`)






今回は、Sさんが漏水で困っているということで、
よかけんの田中さんが出動する事になりました。



▼これさっきの真下の状況。

(シャッターBOXのとこ水が垂れているのわかりますか?)

▼ほら



▼晴れているのにこんな状態。

この建物は、
風呂・キッチン・洗面所などの水回りは、
全て2階にありまして、


水漏れかなぁ?


と思ったSさんは、
水道屋さんを呼び、
水漏れしていないかを
調べてもらったそうです。


水を何も使っていない状態で、
水道メーターが少しでも回っていれば漏水確定
ですが、ピクリとも回っていなかったそうです。


という事は、水道管ではない!という事。



では排水?



という事で、
2階のユニットバスの床下を点検しても・・・。
洗濯排水を点検しても・・・。
洗面台を点検しても・・・。
下地は少しも湿っていないとの事。



でも、確かに洗面の床下が湿っていて、
その真下に常に何かしら水が垂れている。


わからんばーい!
( ̄д ̄;)



あと考えられるのは外壁。


外壁の目地が劣化していて、
大雨が入って、つたって、辿り着いた
ところがたまたま洗面所だった?


それにしても、
どうやってそれを突き止めるか?


Sさんは、
シャッターBOX上の
軒天(のきてん)をめくって、
漏れ箇所を見てみよう。
と言いました。


でも、そうすると・・。
穴をあけるのに〇万円。
新しく軒天を貼って〇万円。
色が変わるから、塗装して〇万円。

とまぁ結構かかる訳です。



建てた工務店さんは何度呼んでも
来てくれない。との事。( 一一;)



でも、気になって仕方がない。


やってみるか!
( `ー´)ノ


・・となったのです。


▼早速軒天をくり抜く準備。

四角い鉛筆の線がわかりますか?)
(裏の下地を確認する為に小さい穴もあけてます)



▼そして、反対側も小さい穴をあけたら・・・。

じょぼじょぼ~☂

(゜o゜;)



水が溜まっていました~。


びしゃびしゃになりました。


しばらくして流れきったので・・。


作業再開!



▼丸のこで、ういぃーんってやりました。

粉が舞う舞う。




まるで、こんなんですよ。



どんなん?
( ̄д ̄)





▼はい!空きました!

よーし覗いてみるぞー!



▼中はこんな状態。

ちょうど、洗濯排水の真下。

漏れてますねー!


あの白いのわかります?
あれは、排水トラップというもの。


触ったらグラグラなんです。



こりゃ漏れるわ・・。
( ̄д ̄;)



きちっと絞めていないと漏れます。


いろいろテストして、確信しました。



外壁じゃなかったね。


洗濯排水点検したのに、
分からなかったんだね?
(んー不思議??)


― ― ― ― ― ― ― ―


今日のブログの本題はここから!


前置き長っ!
( `ー´)ノ


あのくり抜いた穴覚えてますか?


本来なら、残りの軒天を外して、
新しいのを貼りつけて、
新しく塗装をする予定。


でしたが・・。


何気なく空けた穴ではないんです。


▼ほら

45㎝×45㎝サイズの枠がぴったり!


▼点検口です♪

フタの材料も、くり抜いた時の軒天材です。
(裏が汚れてるけど・・)


▼ほら元々あったの?って感じ

(ビスの穴もパテで補修しました)


これね・・。
簡単そうに見えて、
かなりシビアな作業なんです。

裏の下地を予測して、
まわりに傷つけない様に切込み入れて
フタ材として使える様に気をつかって。

鉛筆の下描きだって、
枠から外に描かない様に気をつかいます。


しかも・・




こんなんにもなります。


( *´艸`)。



Sさんに確認したら、
いずれ塗装するから
このままでいいよ♡
との事。


明日水道屋さんとも相談する!
って言ってました。


私もその方がいいと思います(^^)





つ・ま・り


何かの事情で天井に穴をあける場合は、
点検口を取付ける前提で作戦を練ると、

復旧工事が大幅に節約できるかもしれない!


ってこと。


そうでないと、復旧を前提にして
大げさに解体してしまうかもしれません。



リフォームだけではなくて、
新築の計画でも、点検口を設ける事は、
常に意識しておいた方がいいですね!




今日は、
Sさんに五味八珍(ごみはっちん)で
ランチをご馳走になりました(#^^#)



Sさんご馳走さまでした♡



穴をあけるのならば!・・なはなし。



またね!



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頼まれごとは、試されごと。

相手の予想を上回るんじゃ。
(中村文昭さんの言葉)

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真実を追求して、本質を見抜く考え方
を提供する。

リフォーム相談する前に、相談するお店。
よかけんホームの田中さん(^^)


住まいのご相談はお気軽に!
☎0120-96-9012(無料)

最後まで読んで頂き誠にありがとうございます。


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