交通事故より多い家庭内事故のほんと

事故で亡くなる方で・・

「交通事故」と「家庭内事故」

 どちらが多いと思いますか?

 

答えは、「家庭内の事故死」です。

 

 えーー!!

 

しかも、

 

世界の中でも

一番確率が高いのが「日本」!

 

 

 (*_*)うそー!

 


私は、

交通事故の方が多いと思っていました(^^;)

 

 

でも、ほんとです。

 

2010年 人口動態統計によると

 

・家庭内の事故死 年間で 14,249人

・交通事故死者数 年間で   7,222人

 

はるかに家庭内の事故の方が多いんです。

 

びっくり!

 

参考元 http://urx.nu/aLIu

(国立保健医療科学院)

筆者 鈴木晃氏(統括研究官)

 

統計表引用元:同上

このうち内訳を見てみると・・

 

家庭内事故死総数の30.5%は「溺死・溺水」。

 

 

 

そして、65歳以上の高齢者を見てみると・・

 

 

家庭内事故死はなんと、80.2%が65歳以上の高齢者。

 

交通事故死は総数の52.3%は65歳以上の高齢者。

 

 

んー・・( ̄ー ̄)

このあたりはそんなイメージですね。

 

 

 

そして、注目すべきは

 

溺死で亡くなっている人の数です。

 

この数は、医師が「溺死」と診断した数。

 

ようは、浴室で倒れて救急隊員に搬送された人。

 

 

 

では、医師のもとへ搬送されない場合は?

 

 

 

つまり、

現場到着時に明らかに死亡していると認められた場合。

 

この場合は、

溺死であっても、「急死」「病死」扱いとされるらしいのです。

 

先ほどの「溺死」には、この「急・病死」数は含まれていません。

 

 

という事は・・

入浴中に亡くなった方はもっといる?

 という事です(*_*)

  

φ(..)・・調べましたら、

調査されていましたので、ご紹介しますね。

 

入浴中に亡くなったが、

溺死でなく、急死・病死扱いとされたのを、

実態調査した推計では、14,134人とされていました。

 

 

この調査は、1999年での調査のため、

同年の浴槽内溺死数 2,972人で比較すると

 

なんと、≒4.8倍 !

 

つまり、浴槽内溺死の4.8倍の数で

 

入浴中における急死数も推移できるという事。

 

という事で、2010年でみてみると・・

 

・溺死・溺水 4,340人 × 4.8倍=20,832人

 

∴交通事故で 7,222人と比較すると、約2.8倍!

 (実数でなく推計ではあるのですが)

 

 

最近の傾向として

交通規則の厳罰化・広報・啓発の効果もあって

交通事故死数は、減少傾向にあり、

 

家庭内の事故死数は、増加傾向にあるので、

 

 (実数でなく推計であるにしろ)

 

 

 

年間で2万人以上の方が入浴中に亡くなっている。

(交通事故死の2.8倍以上!)

 ということ(*_*;)

つまり、

「ちょっと、出掛けてくる~♪」

 よりも・・

「さて・お風呂入るかな♡」

 の方が亡くなる確率が高い(T_T;)

  ということ。

では、溺死までに至る原因は?

 

それは、温度差による激しい血圧の変動です。

この現象を「ヒートショック」といいます。

 

▶寒い脱衣所で血管が縮む(血圧が上がる)

▶浴室に入るとさらに血圧が上昇。

▶熱めのお湯に入ると、血管が広がって急激に血圧が下がる。

▶そして倒れる。

 

この、激しい血圧変動が命取りとなるのです。

 

よく、トイレや浴室に入ってブルッとなる事がありますよね?

これも「ヒートショック」のひとつです。

 

 

安全な入浴のポイントは?

①脱衣場と浴室の温度差を少なくする。

②食べてすぐ・深夜・早朝の入浴を控える。

③湯船の温度は、41℃以下にする。

③全身浴でなく半身浴がおすすめ。

 

半身浴とは

 38℃~40℃のぬるめのお湯に

 みぞおちまで浸かり20分~30分

 じっくり温まる入浴法です。

 

半身浴の効果

・身体の芯から温まり、

 疲労回復や不眠・冷房病の解消に役立つ。

 

・全身浴と比べて、

 水圧が少なく高血圧の方に最適。

 

・正常な血行が促進され、

 冷え性・腰痛さらに美肌効果も期待できる。

 

・副交感神経を刺激し、

 ストレス解消やリラックス効果がある。

 

 

すごいね!半身浴( ̄▽ ̄)/

 

 

浴室で倒れた場合、

心肺停止の救助率は1%

これが現実・・

 

入浴中での事故死の約80%は65歳以上の高齢者ですが、

 

「わたしは若いから・・関係ないか・・」

 

 と思ってしまいがち・・。

 

 

でも、考えてみて下さい。

 

家族の中に高齢者の方が居ませんか?

 

高血圧の方は居ませんか?

 

全く、他人事ではないのです。

 

 

入浴中に倒れた方には心配停止状態の方が多く

 

この状態での救助率は、たったの1%です。

 

 

かりに、一命を取り止めたにしても、介護が必要となります。

 

 

介護生活は、

 

介護される側もする側も

体力的に精神的に

想像以上のストレスがかかると思います。

 

 

家族を想うあなたの気持ちが

あなた自身と

あなたの家族の人生を豊かにします。

万が一の時の応急処置は?

あわてて、

抱えようにも重たくて時間もかかります。

 

湯船から持ち上げるのではなく、

栓を抜いてお湯を減らす。

 

・浴槽内で顔が沈んでいる場合⇒まず栓を抜きお湯を減らす。

 

・風呂蓋にあごを乗せて、気道を確保して⇒119番通報。

 

 

※消防署では、

定期的に救命講習を行っていますので、

大切なひとを守る為に

1度行っておくのもいいと思います。

実技あり。

 

応急処置ができないが為に、

大切な人を救えなかったら一生後悔すると

思ったので、私は救命講習いきました。

(かみさんと)

 

きっと、何もできないかもしれませんが、

知っておくのと知らないのでは違いますよね。

 

 

未然に防ぐ対策として

 

①脱衣室と浴室の温度差を少なくする。

 策1.暖房設備を整える。

 策2.窓ガラスを高断熱のガラスに交換する。

 策3.窓の内側に内窓を取付ける。

 

②救助が可能な環境にする。

 策1.外側からもドアが外せる様にする。

 策2.浴室内と通話ができる環境にする。

 策3.手すりを設ける。

 

 

③浴室・脱衣室全体を断熱する。

 策1.床・壁・天井のリフォーム。

 策2.ユニットバスにリフォーム。

 

 

 

やっぱ、リフォームなのね!

  ( ̄▽ ̄)/

部分的な

浴槽のみ、床のみの工事も可能ですが、

ユニットバスにすると、全てが解消されます!

しかも、介護保険適用できます。

以下の危険ポイントが解消されます。

 

・冬場の温度差が激しい。

・入口ドアが中開きだと、救助困難。

・段差があり、転倒の恐れがある。

・壁タイルに亀裂があると、地震で崩れてくる。

・床タイルに亀裂があると、床下まで浸透して白蟻が寄ってくる。

・浴槽のまたぎが高く、高齢者入浴に負担がかかる。

 

 

 

ユニットバスは、

現状の浴室空間の中に、

もう一つ壁が出来るので、

この壁と既存壁との間に空気層ができる。

 

これによって、

断熱効果が得られるので、

タイル張りの浴室よりは温度差が抑えられる。

 

断熱材を入れるとより効果的。

 

浴室窓は、

既存の窓を残したままのリフォームが可能。

 

逆に、

断熱効果の高い窓にリフォームする事も可能。

 

浴室暖房オプションもあるが、

私はあまりおすすめしません。

(窓から50%以上暖気が逃げているから)

 

他店では、

けっこう勧められるので要注意( `ー´)ノ

 

暖房を設けるとしたら、

洗面所の方に設けるのが効果的

 

あと、

浴室暖房をつけるよりは、

窓ガラスを交換するか、

内窓を付けた方が効果的。

(窓から50%以上暖気が逃げているから)

 

 

 

前もって知っておきたい事

◎工事中はどのくらいお風呂が使えない?

 

浴室リフォームの場合は、

脱衣室の壁一部床の工事が必要となります。

 

お風呂に入れない期間は約5日。

脱衣室工事は約2日。なので、

 

トータルで約7日間。(単独工事の場合)

 

 

◎給湯器が10年越えていたら交換をおすすめ致します。

 

給湯器に追い焚きが付いている場合ですが、

 浴室内の給湯リモコンと、追い焚き配管は工事の際に一度外します。

 

 この場合、

 これをきっかけに給湯器に不具合が出る事があります。

 

 何件かに1件ですが、

 その場合10年を越えているものが多いです。

 

 それと、

 浴室内がぴかぴかに仕上がっても、

 給湯リモコンだけがくすんでいると何か違和感がありますよね。

 

 (後で交換する事も可能ですが、工事費は余分にかかります)

 

 

よし!ショールームに見に行こう!

・・は一番最後。

 

浴室リフォームを決意すると・・

 

何だかワクワクして、

車を買う時の感覚で(^^)

各メーカーのショールームに見に行ってしまいます。

 

 

リフォームの場合は、

その気持ちを抑えて一番最後にしましょう。

 

 

 

なぜかというと・・

 

ショールームに展示してあるのは、

高グレードのものばかり。

 

いざ、気に入った商品を決めても

「あれ、家には入らない」

 

なんて事もあって、

何度もショールームに足を運ぶ事になります。

 

しかも、

どこを見て選んだらいいのかも

わかりませんよね。(焦点が定まらない)

 

 

①まず、自分ちのお風呂にどのサイズが入るのかを知ろう。

 

・現状の幅や奥行、

・窓の高さやサイズ。

・給湯設備の種類やドアの形状。

 などなど、

 事前に知りたい情報が沢山あります。

 

 ご自身でこれらを把握して、

 商品を選定するのは大変です。

 

 まず、現場調査を依頼しましょう。

 

 もちろん、

 その時はリフォームのプロのお店に。

 

 知っているリフォーム店がないよ~

 という方。

 

 

 

 

 ▼ここに居ます(^^)

 

 浜松 住宅リフォーム専門店

 よかけんホームの田中さんに

 

 お気軽にお問合せして下さい♡

 

 

②調査後に、ご提案資料をご覧下さい。

 

 調査後には、

 ご提案資料を作成いたします。(無料)

 

ご提案資料の内容

・あなたのお家に入るユニットバスの図面。

・あなたのお家におすすめの工事内容。

・工事に必要な平面図面。

・工事に関わる見積り書。

 

以上の資料は差し上げます。

合わせて、

カタログの見方や工事内容をご説明します。

 

ここまで把握する事で、 

商品のどういう所を見ていいのか

などの、焦点が定まります。

 

 

そーゆーことか~( ̄▽ ̄)/

 

 

③ここで、はじめてショールームに見に行きます。

 

ショールームへは、

見学だけならご自身で自由にご覧頂けますが、

 

平日がいいです。

休日は、ご来場が多く

アドバイザーの方が対応できない

場合があります。

(不快な思いをさせてしまいます)

 

どうしても・・

の場合は、事前予約をしておくと

アドバイザーの方が時間を空けてくれるので安心です。

 

その際も私にご一報下さい。

(連絡入れときます)

 

できたら、ご同行させて頂きたいです。

 

なぜかというと・・

 

現場の状況を把握しているからです。

 

きっと、お役に立てるはずです。

 

 

④ユニットバスは注文して2週間かかります。

 

仮に、商品が定まって、工事の依頼をする事になるとします。

 

工事までの準備期間はどのくらいかといいますと・・

 

先ずユニットバスはだいたい

注文して2週間位かかります。

※天災等の影響で延長の可能性はあります。

 

職人さんの準備をするのにも、

だいたい最低3~4週間位は必要です。

 

ということで、

日数を整理しましょう。

 

下見調査~ご提案資料までを

1週間としましょう。

 

ショールームめぐり~再打合せで

2週間としましょう。

 

よし!となって職人の準備に

3~4週間としましょう。

 

実際に工事~完了までを

1週間としましょう。

 

すると・・トータルで8週間。(約1か月半)

 

 

つまり、

リフォームを検討しはじめて、

工事が終わるのは約1か月後ということです。

 

毎日忙しく、

打合せ時間がとり辛いと考えたら、

約2か月後です。

 

 

⑤工事をやる時期はいつ頃がいい?

 

基本、オールシーズンいつでもいいですが・・

 

高齢者事故が多い時期が、11月~2月の間です。

 

単純に、11月に多い

という事は、

10月には工事が終わっている

のが理想ですよね。

 

 

そうすると、

準備期間が最大2ヵ月と考えると

 

7月末~8月のうちには

リフォームの相談を始めたほうがいい!

という事。

 

つまり

 

夏場のうちに相談をして、冬前に工事を完了する。

 という事ですね(^^)

 

 

見方が変われば、人生がかわる。

浜松 住宅リフォーム専門店よかけんホーム

 

代表 田中若水 1975年生まれ

 

自称おとなしい九州男児

浜松に根付いたマスオさん・子ども一人。

 

建築歴17年

 

きれいにするだけのリフォームではなく、その先にある「幸せ」へと導くことをモットーに、常に前を向いて、真実を追求し、設計・積算・施工請負っております。

(取扱内容)

水回りリフォーム・塗替えリフォーム・内装工事・サッシ関連・間取り変更・住まい全般。

 

住まいに関心をもつという「考え方」で

湧き上がる幸せ人生のはじまりです。

住まいに関するご相談はお気軽に!

 

無料相談窓口 ☎0120-96-9012

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まずは、相談してから、聞いてから

 

知っててよかった♡

浜松 住宅リフォーム専門店

よかけんホームの田中さん♡

 

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最後まで読んで頂きありがとうございます。

posted.2014.8.7